男性のきもの
近年の和ブームにより、浴衣や着物をお召しの男性をお見掛けする機会が増えました。
紺・茶・灰などのダーク系な色味が多いので地味に思われるかもしれませんが、外側からは見えない裏地や小物でお洒落を楽しみます。
羽織裏は男物の中で一番凝ったお洒落の出来るところです。
羽織を脱いだときに粋な裏がチラリと見える…そのさり気ない所に男のお洒落の面白さがあるのです。
着物と羽織の着こなしなら、スーツと同等以上の格となり、気軽なパーティーや懇親会・二次会、正月の初詣、新年会・同窓会などに最適です。
羽織を着ずに着物と帯の着こなしは「着流し」といい日常着になります。
格式のある式典や冠婚葬祭の主賓であれば、黒紋付羽織袴を。礼節を重んじるフォーマルな場には色紋付羽織袴がおすすめです。
ご着用シーン
黒紋付羽織袴または色紋付羽織袴(仙台平):結婚式、披露宴、不祝儀、成人式、卒業式(本人)など
色紋付羽織袴(仙台平以外):披露宴、茶会、イベント、パーティーなど
着物+羽織:食事会、同窓会、観劇、初詣、新年会、デートなど
着物(着流し):街歩き、気軽な外出など
※男性のきものは小物などによりご着用シーンが変わります。ご不明の際はご相談ください。
ご協力ください
洋服用肌着はヘアセット前にご着用ください
前日は充分な睡眠、着付け前は軽めのお食事を摂られることをおすすめします。
半衿が付いているかご確認ください。半衿の付け方はこちらを参考にされてください。
着物や帯から仕付け糸を外しておいてください。
新品の小物類などは袋から出し、タグやシールは外しておいてください。